wellbeing
ウエルビーイング(Well-being)は、ウエルフェアと同義語で「福祉」「幸福」と訳されます。「Well」は「満足な、健康な」、「being」はbe動詞の現在分詞「存在であること」を意味します。
イギリスを構成する国の1つウエールズでは、2015年に「将来世代の幸福に関する法律(the Well-being of Future Generations act2015)」が成立しました。将来世代の幸福は、「経済」「社会」「環境」「文化」の4つのウエルビーイングのバランスによって実現されます。それを実現するために7つのゴール、40項目の重要な評価指標が決められています。中でも無形文化となるウエールズ語の継承を重視してます。同様な傾向がニュージーランドの先住民を意識した政策にも見られます。言葉は、風土や文化と人々を結びつけ、アイデンティティの形成にとって重要です。